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~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★★マーケット感覚を身につけよう 「これから何が売れるのか?」がわかる人になる5つの方法 ちきりん

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目次

序|もうひとつの能力

1|市場と価値とマーケット感覚

2|市場化する社会

3|マーケット感覚で変わる世の中の見え方

4|すべては「価値」から始まる

5|マーケット感覚を鍛える5つの方法

 その1)プライシング能力を身につける

 その2)インセンティブシステムを理解する

 その3)市場に評価される方法を学ぶ

 その4)失敗と成功の関係を理解する

 その5)市場性の高い環境に身を置く

終|変わらなけらば替えられる

 

 

気付きTOP3

(1)マーケット=市場の定義

マーケットとは、不特定多数の買い手(需要者)と不特定多数の売り手(供給者)が、お互いのニーズを充たしてくれる相手とマッチングされ、価値を交換する場所。市場の構造を理解するための要素は、①取引される価値、②需要者(価値を入手する人)、③供給者(価値を提供する人)、④取引条件(価格など)があり、市場の動きを理解し、予測・利用するための要素としては、⑤買い手と売り手が取引する動機、⑥それぞれの要素に起こりうる今後の変化、⑦市場の中で選ばれるための方法がある。

(2)マーケット感覚は論理的思考力の対になる

何かについて考えるとき、ふたつの大きく異なるアプローチがある。ひとつは、場合分けをしながら一歩一歩順を追って論理的に考えていく方法、そしてもうひとつが、マーケット感覚をフルに活用しリアルな現場をイメージしながら考える方法。たとえばANAの競合となるのは、他の航空会社や新幹線だけでなく、テレビ会議システムや取り寄せ通販、墓の移転・管理ビジネスまで極めて多岐にわたっているが、論理的な思考だけではここまでたどり着けない。

(3)市場の「入れ子構造」を理解しよう

消費市場では、消費者の可処分所得を奪い合っているが、実はその前に、「消費市場」と「貯蓄市場」でし烈な競争が行われている。金融業界はこの上位レイヤーを理解しているが、消費財メーカーやサービス業は気が付いていない。他の例では、就活市場で民間企業同士の競争だけでなく、営利セクターと非営利(パブリック)セクターが学生を取りあっている。

 

感想

これまで各論としては聞いたことがあるような内容をマーケットという観点で体系的にまとめてくれた、という印象です。私が就職活動をしてキャリアについて学んだのが2016~17年、この本が出版されたのが2015年ですから、当時にしてみれば先見の明があったと思います。もちろんこれから就活をする学生の方にも読んでもらいたい本です。

 

NEXT ACTION

  • モノやサービスを買うときに、自分の価値基準での適正価格を考える癖をつける。
  • 自分が身を置いている環境の市場性を意識する。