目次
キミは、このようにみられている はじめに
第1章 タイムマネジメント編 時間管理を通じてキミの「人格」を見ている。
第2章 打ち合わせ・会議編 話さないときのキミも見ている。
第3章 書類作成編 書類にキミの「思惑」が透けて見える。
第4章 対取引先編 社外とのやりとりでキミの「実力」が測られる。
第5章 ホウレンソウ編 報連相でキミの「デリカシー」が判断される。
第6章 チームワーク編 チームの中でこそキミの「個性」がクッキリ見える。
第7章 キャリア&マインド編 どこを見て働くかでキミの「のびしろ」が決まる。
気付きTOP3
(1)キャリアのVSOP、上司はPを見る
20代はVitality(元気にいろいろなことに挑戦すること)、30代はSpeciality(専門性を深めること)、40代はOriginality(独自性を持つこと)、50代Personality(人間性)。年を重ねるほど人は人間性が重要視される。だからこそ、年を重ねるほど、人は相手の人間性もよく見るようになる。
(2)結果責任は上司、報告責任は部下
上司の責任は最終責任。上司が最終責任を取るためには、部下が「仕事を遂行する責任」と「報告する責任」を果たさなければならない。部下がその2つの責任を果たすからこそ上司は最終責任を取れる。本当は上司は誰よりもせっかちである。言われなくても自分から報連相をすること。報告のフィルターは上司がかけるもの。
(3)黙っていてもプラスかマイナスのオーラが出ている
その場にいる人は黙っていても影響力はゼロではなく、必ずプラスかマイナスのどちらかのオーラを放っている。一人でもマイナスのオーラを出していると、その場はマイナスのオーラで満たされてしまう。緊張感がなくなり、だらけた空気が流れ、せっかくの会議が台無しになってしまう。
感想
上司は部下をどのように評価するのか、何を期待するのかをとことん書いてある本です。なるほどと思う部分がたくさんありました。部下だけでなく、上司もこの本を読むと、上司としての心構えの勉強になるかもしれないと思いました。
NEXT ACTION
- 20代は、効率性を追い求めず何にでも挑戦する。ワークライフバランスは人生全体で考える。
- 上司が忙しくても、聞かれる前に報告する。
- 会議で発言しない時間もプラスのオーラを出すように心がける。