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~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★★リクルートのすごい構創力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド 杉田浩章

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目次

序章 なぜ、あなたの会社の新規事業はうまくいかないのか

1 企業を悩ます「5つの症状」

2 リクルートの新規事業開発を支えるコンセプト

第1章 ステージ1 「0→1」ー「不」を発見し、事業性を見極める

1 メソッド① 不の発見

2 メソッド② テストマーケティング

3 メソッド③ New RING(インキュベーション)

4 トップダウンが失敗してきた理由

第2章 ステージ2 「1→10」その1-勝ち筋を見つける

1 メソッド④ マネタイズ設計の3つのポイント

2 メソッド⑤ 「フィジビリ」で「価値KPI」を探し出す

3 メソッド⑥ 「ぐるぐる図」を回す

4 「勝ち筋」が見つからなければ、スパッと見切る

5 フィジビリ終了、「1」の卒業

第3章 ステージ3 「1→10」その2-爆発的な拡大再生産

1 メソッド⑦ 「価値マネ」をしつこくやりきる

2 メソッド⑧ 「型化」を突き詰める

3 メソッド⑨ 小さなS字を生み出し続ける

4 減衰を乗り越え、新たな成長の実現へ

第4章 10を超えて、さらに飛躍するために

1 忍び寄る「成功のワナ」

2 競争軸にスピードを加えるータイムベース競争

3 顧客価値の置き換え、約束する価値の進化

4 周辺領域への拡大

5 他社のビジネスプロセスに入り込む

第5章 経営陣の役割ー「リクルートモデル」を活かすために

1 人を活かすーリボンモデルを刷り込み、自主性を解放させる

2 若さを保つーナレッジを生み出し、競わせ、称賛する

3 器をそろえるー将来必要な組織能力を先読みし、内に取り込む

終章 新規事業を育てる企業風土

 

気付きTOP3

(1)マネタイズ設計のポイント

リクルートにおける勝ち筋の定義は大きく3つあり、フィジビリではこの3つを粘り強く追求する。①クライアントが明確であること(そのサービスに対して誰がお金を払ってくれるのか)、②お財布までが見えていること(誰がどのお財布からお金を出すか、不満を解消することで、どの予算をどれくらい削減でき、削減分のどれくらいを新規サービスに振り向けようという気持ちがあるか)、③利益を生むオペレーションモデルが確立できること(コスト優位性と継続性)。

(2)KPIに必要な条件

①整合性(最終的な目標に向かって、きちんとロジックが通っていること)、②安定性(KPIとして定めた指標が安定的・継続的にとれること)、③単純性(指標が少なく、覚えやすいかどうか)。

(3)タイムベース競争 4つの法則

①0.05-5の法則(実際の工程の中で価値を生んでいる時間は0.05-5%しかない)、②3分の3の法則(価値を生んでいない時間は、前の工程の待ち時間、手直しにかかる時間、次の工程に進む決定までの待ち時間に均等に分配される)、③4分の1と2と20の法則(サービスや製品を提供するのに要する時間は4分の1に低減できる。時間が4分の1に減ると、資本、労働の生産性が2倍になる。コスト削減は20%に及ぶ)、④3×2の法則(タイムベース競争により業界平均の3倍の成長率と2倍の利益率を実現できる)。

 

感想

インターンシップで新規事業立案ワークをやってもらってフィードバックをする機会をもらい、改めて新規事業の立ち上げるときの考え方を学びたいと思い読みました。リクルートは、個人の力が強いイメージは確かにありましたが、新規事業を生み出す「仕組み」ができていることがリクルートの強みであることがわかりました。お財布まで見えていること、小さなS字を積み上げることなど、自分の会社の事業にも応用できそうなアイデアがいくつも得られました。

 

NEXT ACTION

  • 自分はどうしたいのか?を常に自問自答する。
  • Will・Can・Mustのフレームで自分のキャリアを見つめる。
  • 事業の衰退の兆しをいち早くつかみ、新しいS字カーブを立ち上げる。