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~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★★生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの 伊賀泰代

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目次

序章 軽視される「生産性」

第1章 生産性向上のための四つのアプローチ

第2章 ビジネスイノベーションに不可欠な生産性の意識

第3章 量から質の評価へ

第4章 トップパフォーマーの潜在力を引き出す

第5章 人材を諦めない組織へ

第6章 管理職の使命はチームの生産性向上

第7章 業務の生産性向上に直結する研修

第8章 マッキンゼー流 資料の作り方

第9章 マッキンゼー流 会議の進め方

終章 マクロな視点から

 

気付きTOP3

(1)成長とは生産性が上がること

成長するとは生産性が上がるということに他ならない。成長するとは、①今まで何時間かかってもできなかったことが、できるようになった。②今まで何時間もかかっていたことが、一時間でできるようになった。③今まで一時間かかって達成した成果よりはるかに高い成果を、同じ一時間で達成できるようになった。④生み出せた余裕時間が別の今までは何時間かけてもできなかったことのために使われ、①に戻るというサイクルが繰り返されることである。

(2)マネージャーの仕事

マネージャーの仕事とは、トレードオフが存在する状況に置いて判断することである。どれも成果でどれも不正解である複数の選択肢からどれかを選ぶこと、選んだ選択肢に伴う問題をあらかじめ想定し、備えておくことである。より端的には、決断をすることと、リスクに備えておくことと言える。

(3)会議の達成目標と達成されない原因

大半の会議の目標は、①決断すること、②洗い出しすること(リストを作ること)、③情報共有すること、④合意すること=説得すること=納得してもらうこと、⑤段取りや役割分担など、ネクストステップを決めることの5つのどれかである。会議で決めるべきことが決まらない主な理由は、①社長や本部長など意思決定者が会議を欠席した、②意思決定のロジックが明確でなかった、③データや資料がそろっていなかった、④会議の主催者が決めることにリーダーシップを発揮しなかった、ことなどがある。意思決定に必要なのはロジックと情報であるが、結論が出なかったのはロジックと情報どちらが足りていなかったかによって次の行動が変わる。

 

感想

伊賀さんの「採用基準」から引き続き読みました。また同じく生産性についてテーマにしていたちきりん氏の「自分の時間を取り戻そう」とも関連していた部分が多くありました。「成長するとは生産性が上がること」「日本の組織と米国の組織を比べた時生産性とリーダーシップ以外にはその人材力と組織力を左右する決定的な要因は何もない」などの言葉が印象に残っています。筆者が採用マネジャーだったこともあり、人材論に紙面が多く割かれていたように思います。トップパフォーマーの潜在力を引き出すという章は特に興味深かったです。

 

NEXT ACTION

  • 資料を作成する前に、まずブランク資料を作る。
  • 普段から決断をすることとリスクに備えることを意識する。