目次
INTRODUCTION 脳は100%ミスをする ミスをしない脳の基本原則
PART1 入力 「インプット」を変えると集中力が最大化する ミスをしない入力術
PART2 出力 脳力を引き出せば、仕事の「スピード」と「質」は上がる ミスをしない出力術
PART3 思考 トップギアの脳は「自己洞察力」で決まる ミスをしない思考術
PART4 整理 脳の棚卸しでパフォーマンスを上げる ミスをしない整理術
気付きTOP3
(1)ミスの原因は4つ
ミスの原因は、固定的か一時的か、脳機能的変化か脳器質的変化かの軸で、①集中力の低下、②ワーキングメモリの低下、③脳疲労、④脳の老化の4つに分けられる。
(2)ミスをしない思考
①自己洞察、②原因究明、③対策の3ステップ。自分の状態を自分で理解する「自己洞察力」を普段から鍛えることが重要。
(3)失敗は反省して忘れ、成功は噛みしめる
ミスや失敗から、原因と対策を引き出すことができれば、あとは失敗体験とそのときの辛い、苦しいなどの負の感情は、きれいに忘れた方がよい。一方、成功体験は何度も話すことによって、成功にまつわる記憶が強化されて自信がわいてくる。
感想
これまでの樺沢さんの著書を総集した内容でした。今回の新しい気付きは、自己洞察力です。自分の状態は自分がわかっているようで、わかっていない。その認識のずれが、ミスにつながるということがわかりました。
NEXT ACTION
- 集中力を高めるための、運動、睡眠を徹底。
- 疲れていることを自覚しているときは重要な仕事をしない。
- 忘れないうちに、タスクをメモするなど、ミスしないタスク管理の仕組みを作る。