目次
Introduction その努力は「いい努力」か「悪い努力」か?
第1章 努力の質を変える 仕事に「いい流れ」をつくるルール
第2章 いい努力を生み出す思考法 「次の行動」をクリアにする考え方
第3章 いい努力につながる時間術 早く動いて「努力の効果」を最大化する
第4章 いい努力を進化させる 自分を「成長」させ続ける行動法
第5章 人と一緒にいい努力をする 「最も大きな成果」を生み出す仕事術
気付きTOP3
(1)正しい評価をする方法
正しい評価をする方法はたった一つ。人を好きになり、個別の人材を一生懸命見ることだ。人を好きでない人は、人を見る目が育たない。魚の嫌いな人が築地で働いてもいい魚を見極められないし、馬が嫌いな人が競馬場のパドックで馬のコンディションを見抜くことも不可能だろう。
(2)人に頼むことも責任と考える
仮にいい成果が出たとしても、雑用まで含めて何もかも一人でやっていると、3つの機会損失が起こる。①人の力を活用してより大きな成果をあげるチャンスがなくなる。②雑用に時間を取られ、より高度な仕事をするチャンスがなくなる。③人を動かすというリーダーに必須のスキルを学ぶチャンスがなくなる。
(3)つねにフロントローディングする
前の方に負荷をかけること。たとえばメーカーでは、製造工程の最初の方に時間や労力を大きく投資して、後半に発生しそうな問題を防ぐ。フロントローディングのポイントは、①情報共有を最初にする、②大きな方向性を最初に検討する、③面倒くさいことを最初にやる、④心理的に負担がかかることを最初にやる、⑤初期段階で人を巻き込む。
感想
書いてあることはなるほどと思うのですが、どれもどこかで聞いたことのあるようなことで、特に新しいアイデアは得られなかった印象です。
NEXT ACTION
- 人と会う機会を積極的に増やす。
- 自分一人でやりきることにこだわらず、成果にこだわる。