目次
PART1 経済成長の上限
第1章 中国はさらに豊かになり、その後また貧しくなるだろう
第2章 経済実態としてのEUは分解するだろう
PART2 経済成長を阻む障害物
第3章 新しい植民地主義は、宗主国にとっても植民地にとっても不利益になるだろう
第4章 豊かな国が移民政策を変更し、貧しい国の頭脳流出がさらに激しくなるだろう
第5章 反資本主義の動きは長続きしないだろう。しかしそれが政治の安定につながるわけでもない
PART3 経済成長を加速させるチャンス
第6章 アメリカは世界のセールス大国になるだろう
第7章 グローバル経済の統合が進み、その結果ブローカーが勝者になるだろう
第8章 WTOの崩壊によって、新しい貿易の利益が生まれるだろう
第9章 現在の経済ハブは消え、新しいライフスタイル・ハブが誕生するだろう
PART4 経済成長を妨げるリスク
第10章 伝統的な金融センターの外側で、巨大な金融ブラックマーケットが出現するだろう
第11章 地球温暖化によって、豊かな国はさらに環境保護が進んでさらに豊かになり、貧しい国はさらに環境が汚染されて、さらに貧しくなるだろう
第12章 政治が問題解決の妨げになるだろう
地理、天候、文化、政治、歴史上の出来事などが構成する「深い要素」は、その国の経済が達成できる生活水準を教えてくれる。経済成長を目指す努力を一つのレースとみるなら、レースには決まったゴールが必要だ。「深い要素」がゴールがどこにあるかを教えてくれる。
感想
難しい本でしたが、なんとなく理解はできたような気がします。世界がどのような変わっていくのか、大きなイメージを持っていきたいと思います。