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~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★★あれか、これか「本当の値打ち」を見抜くファイナンス理論入門 野口真人

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目次

はじめに 「いまの人生」は「過去の選択」でできている

第1章 「ねだん」と「ねうち」はちがう 現金の呪縛を解く

第2章 いちばん無価値なおカネの話 キャッシュフローの考え方

第3章 いま、いくら? 時間・リスク・金利の三角関係

第4章 不確実性とは何なのか? 標準偏差ボラティリティ

第5章 正しい借金の考え方 MM理論

第6章 リスクだけを下げる錬金術 現代ポートフォリオ理論とCAPM

第7章 絶対に後悔しない買い物 オプション価格評価モデル

おわりに

 

気付き

(1)価格の決まり方

価格の決まり方には、①コストアプローチ(原価法)、②マーケットアプローチ(取引事例比較法)、③キャッシュフローアプローチ(モノの価値はそれが生み出すお金の量によって決まる)の3つがある。

(2)企業価値とは

企業価値清算価値+無形資産の価値(超過収益力)で計算される。無形資産はブランド力や顧客基盤、ノウハウ、特許などが含まれる。PBR(株式時価総額÷株主資本額)が高い企業は、株で集めたお金以上の価値を会社が持っている状態である。東証一部上場企業で最もPBR倍率が高いのはMonotaROで34.6倍(2016年)であった。

(3)10年後の300万円は167万円

同じ金額であれば将来よりも現在の方が価値が高い。将来のおカネの価値を現時点の価値に割り戻す計算で使う係数が割引率。金利6%だと10年後の300万円の価値は現在で167万円になってしまう。マンションのなどの資産の価値も将来にわたって割り引かれ、ある程度の金利の存在する世界では、キャッシュフローの継続期間が長くなっても、その現在価値はあまり増えない。

 

感想

ファイナンス理論の入門書。前半は日常生活に近くとてもわかりやすいですが、後半は投資の理論に踏み込むため少し難解になります。将来のための貯金をどう考えるのか、という一個人としても重要ですし、もちろん企業人としても大切な考え方が詰まっています。

 

NEXT ACTION

  • 安直な貯金はせず、自己投資を含め将来のキャッシュフローを生むための投資も考える。