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~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★不格好経営 チームDeNAの挑戦 南場智子

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目次

第1章 立ち上げ

第2章 生い立ち

第3章 金策

第4章 モバイルシフト

第5章 ソーシャルゲーム

第6章 退任

第7章 人と組織

第8章 これから

 

気付き

(1)意思決定は継続討議にしない

情報を集めてから決めようとして情報収集しても、結局また迷うことになる。決定的な重要情報が欠落していない場合は、迷ってもその場で決める。決定的な重要情報が欠落しがちな起案者は優秀ではない。

(2)優秀な人の共通点

優秀な人は「素直だけど頑固」「頑固だけど素直」。たとえば新規事業が行き詰っているとき、アクションに関するアドバイスをすると必ず素直に徹底的にやる。ところが、結論に関するアドバイスをしても心底納得するのに時間がかかる。労を惜しまずにコトにあたる、他人の助言にはオープンに耳を傾ける、しかし人におもねらずに自分の事に対するオーナーシップと思考の独立性を自然に持ち合わせている。

(3)コンサルと事業リーダーの違い

事業リーダーにとって、正しい選択肢を選ぶことは当然重要だが、それと同等以上に選んだ選択肢を正しくすることが重要となる。決めるときも、実行するときもリーダーに最も求められるのは胆力。他の諸所は誰かに補ってもらうことが可能だが、リーダーの胆力はチームの強さにそのまま反映される。コンサルの弱さは、現金に対する感覚が研ぎ澄まされていないこと、できる限り賢く見せようとする姿勢(自分のアホさをさらけ出してでも助けてもらわないと切り抜けられないことがある)、上から目線、組織の中で誰がキーパーソンか素早く見極めること(誰かにおもねった途端リーダーではなくなる)。

 

感想

DeNA創業者の南場氏の著書。マッキンゼーでエリートコンサルタントだった南場氏が、起業して事業をする側に変わった途端、苦労に苦労を重ねたという自伝です。会社を育てていく際のエピソードを生々しく語っていますので臨場感があります。後半は組織論にも少し触れられています。

 

NEXT ACTION

  • 起案には意思決定するのに最低限必要な重要情報が含まれているかを意識する。