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~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★★教育2.0 変革の時代に求められる教育のあり方 若尾和紀

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目次

序文

アクティブ・ラーニングは手段

なぜアクティブ・ラーニングなのか

授業設計の3つのポイント

目的・目標の設定について

私が教育事業に携わる理由

学習者の自立

学習者目線での授業設計

内発的動機の喚起

教育2.0における授業外の教育

中高一貫校の設立

おわりに

 

気付き

(1)授業設計の3つのポイント

①授業の目的と目標を明確に設定すること、②授業目的・目標をもとに、学習者目線で逆算して授業設計すること、③学習への内発的動機を高めること。内発的動機を高めるには、①勉強した内容が何に役に立つか、身近なもので何に使われているかを説明すること、②授業内に学習動機を仕込むこと。

(2)学習者の動機を引き出す問いの設定

①知識・技能の有用性、②認知的不協和の刺激(世間一般の認識が誤っていることを指摘することで知的欲求を喚起する)、③よく知られているが、その原理はあまり知られていないこと、④クレイジーな思考実験をポイントとして組み込むことで学習者の動機を引き出すことができる。

(3)プロイセン・モデル

現在の公教育のしくみはもとを辿れば18世紀のプロイセンに端を発する。蒸気機関の工場で能率的に生産活動に勤しむ労働者を育成するために、自分の意思で学び自分の頭で考えられる市民ではなく、機械的に働く従順な市民を生み出すことを目的としていた。維新後近代化を急いだ日本もこのプロイセン・モデルをほぼ原型のまま輸入した。しかし、こうした教育目的は既に時代に合わないものになっている。

 

感想

実はこの本の著者は、私が大学生の頃に英語の実践学習クラスで一緒だった後輩です。彼は英語の学習団体を主宰するようになり、活躍しています。文章も難しい言葉が盛り込まれており教養深さがにじみ出ています。