目次
はじめに
第1章 最高のリーダーの、仕事を「シンプル」にする力 -会社の「問題」と、自分の「課題」を混同するな
第2章 一流リーダーの、「選択と集中」マネジメント -「やること」「やらないこと」の見極め方
第3章 できるリーダーは、「この方法」で人を動かす -部下マネジメントに小難しい理論はいらない
第4章 結果を出すリーダーの、チームを一つにまとめる技術 -段取り力、指導力、調整力、人間的魅力…
第5章 伸びるリーダーの、仕事を面白くする発想法 -「いいアイデア」の出し方から「信念」のつくり方まで
気付き
(1)シンプル力を磨く四つのポイント
①感情の波を小さくする(部下を好き嫌いで判断しない。思考の軸がブレないようにする、②立ち止まる、③長期的な視点を持つ、④社内の人間と戦わない。なお、長期的な視点を持つためには、自分より上位の人の視点で物事を考える。「私が部長だったら」「役員だったら」「社長だったら」
(2)あらゆる仕事を改善する課題解決の技法
①自分(チーム)の課題を挙げる、②その課題の障害となる事象を挙げる、③事業を整理する、④真のテーマと最優先で取り組むことを設定する、⑤「WHY」を五回繰り返す、⑥解決策を考える、⑦具体的なアクションプランを決める。
(3)部下にちょっとした問いかけをする
部下が外に営業に出かけるとき、「今日はどこのエリアを回るんだ?」「今日はどんな方針で営業をする?」と問いかけるだけで、部署の営業成績が30%向上した。質問に答えることで、部下の頭が整理されたり、何かを準備し直したりするようになり、それが好結果につながった。
名言Select
上司が部下を育てるという考え方はおこがましい。仕事そのものが部下を育てるのだ。
リーダーの存在意義とは、究極的にはたった一つ。常に会社全体の成長・成功に寄与するために存在している。
感想
リーダーの意義について、一つの考え方が得られました。漠然とした問題の中で、課題の優先順位をつけ、自分事としてモチベートして、シンプルに分解して振り分け、管理すること。これを意識していきたいと思います。
NEXT ACTION
- 自分より上の立場に立って長期的な視点で物事を考える。
- 部下ができたら、こまめに質問をする。