目次
プロローグ 「マトリックス」で考えるということ
Chapter1 タレント系マトリックス
Chapter2 商品企画系マトリックス
Chapter3 職場課題系マトリックス
Chapter4 人セグメント系マトリックス
気付き
(1)代表的なマトリックス
①ポジショニング分析(縦軸・横軸を設定しプロットする)②PPM:プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント分析(自社の強み・相対的シェアと、市場の魅力度・成長性の2軸で分析)、③SWOT分析(機会・脅威と強み・弱みの2×2の4マスで分析)、④ロードマップ分析(縦・横軸を設定し、未来予想図に向かっての時間軸を設定する)。
(2)マトリックス思考の6STEP
①分析の背景・目的の確認、②軸の要素出し(どんな軸が考えられるか)、③軸の決定、④テーマ・アイデア群のプロット(マトリックスに埋めるもの)、⑤グルーピング・分析フレーム決め(評価基準決め)、⑥分析の結論。
(3)ユニバーサルブランドの類型
①伝統型(100年以上変わらないイメージ、味、効能、信頼:コカ・コーラ、養命酒、正露丸など)、②伝説型(時が止まり伝説として受け継がれている:ビートルズなど)、③変化対応型(本質を踏襲しつつも時代に合わせ変化:カローラ、カップヌードルなど)。
感想
2軸を設定し、様々なものを位置づけていって分析する。問題点であれば解決策を見出す。そのための強力な思考法です。価値ある内容だと思いますが、少し難しすぎてついていけませんでした。著者の方の発想力と独特の切り口はすごいです。