目次
はじめに この本を手に取ってくれたあなたへ
プロローグ 自分の人生のシナリオは自分で描こう
第1章 自分を語るために、まず働き方を変えよう
第2章 常にストーリーを意識して仕事をする
第3章 仕事以外の日常も差別化しよう
第4章 自分をマーケティングする
第5章 あなたをストーリーブランディングする
第6章 理屈はもういい。あとはスタートを切るだけ
気付き
(1)自分をマーケティングする方向性
個人のビジネスパーソンを評価する基準として、キャリア、スキル、人脈がある。キャリア型の社員は行動力があり目立ち、わかりやすく成果を上げる。スキル型の社員は目立ちはしないが個人の仕事が優れている。だから仕事を任せると安心。人脈型の社員は、一見そんなにデキるように見えないかもしれない。でもどことなく憎めないキャラ等で愛される。だから彼や彼女のためなら、みんな何かやってあげようという気持ちになる。
(2)志の発見の仕方
①欲望、エゴ、強み、弱みなどを棚卸する。②強みに社会的意義という要素を掛け合わせることで、欲望やエゴを満たすことができないかを考える。③さらに、欲望やエゴ以外に社会の役に立つことがないか考える。④欲望やエゴを取り除く。⑤文章化する。これが世間に表明する志の原型となる。⑥次の視点で文章をチェックする。陳腐なものでないか、抽象的でないか、共感を呼ぶか、他の誰かと入れ替えても成立しないか。⑦よりわかりやすくするために短くしてスローガン化を考える。
(3)計画的偶発性理論
人生でうまくキャリアをつくった人の80%が、本人も思いもよらなかった偶然の出来事や人との出逢いによってそのキャリアが形成された。そんな偶然をチャンスに変えるには、オープンマインドを持つことが大切。つまり、①好奇心、②持続力、③柔軟性、④楽観性、⑤リスクを取る力である。
明言Select
おもしろくない作業を、どうおもしろくできるか考えるのはおもしろい(笑福亭松之助)
感想
なかなか煽ったタイトルですが、中身は真面目なセルフブランディングに関する本です。
NEXT ACTION
- 自分のキャリア、スキル、人脈が社会で通用するのか意識する。