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~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★★なぜ、優秀な人ほど成長が止まるのか 何歳からでも人生を拓く7つの技法 田坂広志

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目次

はじめに 「7年遅れのランナー」の成長戦略

序章 なぜ、優秀な人ほど、成長が止まってしまうのか 成長を止める「7つの壁」

第1話 学歴の壁 「優秀さ」の切り替えができない

 棚卸の技法 「経験」から摑んだ「智恵」の棚卸しをする

第2話 経験の壁 失敗を糧として「智恵」を掴めない

 反省の技法 「直後」と「深夜」の追体験を励行する

第3話 感情の壁 感情に支配され、他人の心が分からない

 心理推察の技法 会議では、参加者の「心の動き」を深く読む

第4話 我流の壁 「我流」に陥り、優れた人物から学べない

 私淑の技法 「師」を見つけ、同じ部屋の空気を吸う

第5話 人格の壁 つねに「真面目」に仕事をしてしまう

 多重人格の技法 自分の中に「様々な自分」を育て、使い分ける

第6話 エゴの壁 自分の「エゴ」が見えていない

 自己観察の技法 「自分を見つめるもう一人の自分」を育てる

第7話 他責の壁 失敗の原因を「外」に求めてしまう

 引き受けの技法 起こったトラブルの「意味」を、深く考える

終話 あなたの成長には、まだ「その先」がある

 

気付き

(1)学歴的優秀さと職業的優秀さの違い

学歴的優秀さ(=勉強ができる)とは、論理的思考力と知識の修得力という2つの能力が優れていることを意味している。これに対して、職業的優秀さ(=仕事ができる)とは、さらに高度な直感的判断力と智恵の修得力において優れていることを意味する。仕事の世界においては、論理的に考えて答えが出る問題よりも、感覚や勘といった形で直感的に判断しなければならない問題が多い。

(2)自分の心こそが最高の教材になる

負の感情が動いた経験こそが、人間の学びを深めてくれる。自分自身の経験とそこで味わった感情こそが、人間の心の中ではどのような場面でどのような感情が動くのか、その心の機微を学ぶかけがえのない機会となる。

(3)人格を使い分ける

優れたプロフェッショナルは、自分の中に様々な人格を持ち、それを仕事の場面や状況に応じて、見事に使い分ける。世の中で頭が堅い、融通が利かないと言われるビジネスパーソンは、目の前の状況に対して、一つの人格でしか対応できず、その場の状況に合わせて、柔軟に適切な人格で対応することができないタイプ。様々な人格を場面や状況に応じて適切に使い分けるためには、置かれた状況の判断、周囲の人間の心境の感知、適切な人格の選択、自然な人格の切り替えという一連の作業を瞬時に行う必要があり、精神的な基礎体力(スタミナ)が無ければ、この高度で複雑な行為である「人格の切り替え」はできない。

 

名言Select

我々は、言葉にて語り得るものを語りつくしたとき、言葉にて語り得ぬものを知ることがあるだろう(ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン

 

感想

優秀な人がつまずく壁について整理してあり、またそれに対してどうすればいいかという処方箋があり、面白い本でした。

 

NEXT ACTION

  • 自分の負の感情に注目する。