目次
はじめに
第1章 ”振り返り”とは、一体どんな効果があるのか
第2章 なぜ”振り返る”ことで夢が叶い、未来を変えられるのか
第3章 夢を叶え、未来を変える具体的な”振り返り方”とは?
第4章 ”振り返り”を習慣化させる効果的な方法
気付き
(1)他力の活用
私たちの役に手助け(他力)には6つの分野がある:①ヒト、②モノ、③カネ、④知識・情報、⑤スキル・ノウハウ、⑥その他。例えば、仕事を手伝ってくれる人はいないか、もっと速く処理するためのモノはないだろうか、もっと楽にできる方法(情報)はないか、と探していく。
(2)振り返りの10分野
①自己実現・学び、②楽しみ・娯楽、③休養・リラクゼーション、④健康、⑤人間関係(親密)、⑥人間関係(一般)、⑦仕事・貢献、⑧お金、⑨生活環境、⑩組織環境の10分野でそれぞれ点数を付けてみる。生活の全体の中でごく一部を占める仕事の中で、その仕事の中でもごく一部の案件で失敗しただけで、全部ダメとか、もう一巻の終わりだと考えてしまう。危機的な状況だと認識したほど、人は視野が狭くなるので、振り返りをすることで思い込みを振り払うことができる。
(3)振り返りの手順
振り返りは①目を付ける、②掘り下げる、③引き出すの3段階で行う。振り返りの対象は、自分、他人、全体(周囲・状況)とする。思い出す際には、個人的現実、社会的現実、物理的現実の3つの領域を思い出す。そして、過去・現在・未来を振り返る。掘り下げる際には、場面設定、臨場吟味、体験要約をする。視座も自分の視座だけでなく、他人や俯瞰の視座への転換も用いる。
感想
過去を振り返ることの重要性を力説している本ですが、身体に染み込むような感覚はありませんでした。
NEXT ACTION
- 他力の活用は6つのフレームワークに沿って考える。
- 何か失敗した時には、10分野での採点をしてみる。