目次
プロローグ 金に動かされる現代人
第一章 バビロン一の大金持ち -なぜ、同じように働いているのに、貧乏人んと大金持ちがいるのか?
第二章 学びの殿堂 -大富豪だけが知っている「黄金に愛される七つ道具」
第三章 試練 -価値があるのは、金貨が入った袋か、知恵が詰まった袋か?
第四章 帰還 -賢者の助言によって、貯金が懸命に働きだす
第五章 ザ・ウォール -「守るべきもの」があるから人は何度でも立ち上がれる
第六章 奴隷だった男 -己の心は「奴隷」のものか、「自由民」のものか
第七章 伝承 -はるか昔の借金返済記録が、現代人を救う
第八章 王子の商隊 -なぜ人は働くのか。それは金のためではなかった
エピローグ 最後の黄金法則
黄金に愛される七つ道具
1 収入の十分の一を貯金せよ
2 欲望に優先順位をつけよ
3 貯えた金に働かせよ
4 危険や天敵から金を堅守せよ
5 より良きところに住め
6 今日から未来の生活に備えよ
7 自分こそを最大の資本にせよ
五つの黄金法則
一、家族と自分の将来のために収入の十分の一以上を蓄える者の元に黄金は自らを膨らませながら、喜んでやってくるだろう
二、黄金に稼げる勤め先を見つけたやり、持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明ならば、黄金は懸命に働くことだろう
三、黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳をかたむける持ち主からは、黄金が離れることはないだろう
四、自分が理解していない商い、あるいは、黄金の防衛に秀でた者が否定する商いに投資をしてしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう
五、非現実的な利益を出そうとしたり謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり己の未熟な経験を妄信したりする者からは黄金は逃げることになるだろう
感想
お金の黄金法則を教えてもらい、修行に出るものの、最初は黄金法則を実践せずに失敗する。そして、改めて黄金法則を見直して好転していくという話です。文字ではなかなか理解できない黄金法則を、マンガを読んでいるだけで、スッと頭に入ってきます。