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~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★★OPENNESS 職場の「空気」が結果を決める 北野唯我

 

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目次

はじめに

第1章 オープネスの発見

第2章 オープネスとは何か

第3章 オープネスをどう高めるか

第4章 オープネスをどう使うか

おわりに

 

気付き

(1)オープネスの重要性

職場の満足度を高める要素は、①風通しの良さ(オープネス)、②社員の相互尊重、③20代の成長環境である。このうち、オープネスが最も改善の余地がある。ただし、オープネスは高ければ高いほどいいわけではない。給与などの待遇と同じように、低すぎると致命的なダメージを与える一方で必要以上に高くてもそれほどプラスには働かない「衛生要因」である。なお、仕事の面白さなどは動機付け要因と言われ、高ければ高いほど良いとされる(フレデリック・ハーズバーグの二要因理論)。オープネスは戦略とは対の関係にある。オープネスが低くてもワンマン経営で優れた戦略があればうまくいく。一方、オープネスが高くても優れた戦略がなければ「お友達組織」である。

(2)組織の階層の決まり方

ルーティンワークのが多い組織では、組織は正しい順番で決められたことを確実にやった方がいい。そのためには、経験豊富な人から経験が浅い人へ、意思決定者から現場へ、の指示系統があったほうがいい。したがって、階層は比較的多めになる。一方、プロジェクトワークが多い組織では、一人ひとりが自分の頭で考えながら仕事を進める方が強い。その結果、権限や裁量権は個人に応じて与えた方が効率はいい。組織が大きくなるほど階層が必要になるのは、プロジェクトワークに対して、ルーティンワークの割合が増えていくからだ。

(3)勝ちグセのある組織

負けがちな組織は、「自分たちの実力」と「外部環境」を分けて考えない。勝ったり負けたりの組織は「自分たちの実力」と「外部環境」を分けられる。そして勝ちグセのある組織は「自分たちの実力」と「外部環境」を分けた上で「機会損失」を考えられる。たとえば、市場自体が130%成長している事業ドメインで自社製品が140%成長したときに、「市場成長で30%伸びて、自社努力で10%伸びたが、本当はもっと”成長余地”があって、さらにプラス5%伸ばすことができた」と考える。

 

感想

独自の切り口で組織を見る著者ですが、今回の本は概念的なものではなく、前半はほとんどデータ分析でした。

 

NEXT ACTION

  • 自分たちの実力と外部環境を分けて考える。波に乗っているだけの時に慢心しない。