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~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★★★リーダーの仮面「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法 安藤広大

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目次

はじめに なぜ、「リーダーの言動」が大事なのか?

序章 リーダーの仮面をかぶるための準備 ー「錯覚」の話

第1章 安心して信号を渡らせよ -「ルール」の思考法

第2章 部下とは迷わず距離をとれ -「位置」の思考法

第3章 大きなマンモスを狩りに行かせる -「利益」の思考法

第4章 褒められて伸びるタイプを生み出すな -「結果」の思考法

第5章 先頭の鳥が群れを引っ張っていく -「成長」の思考法

終章 リーダーの素顔

 

気付き

(1)行動のルールと姿勢のルール

ルールには2つあり、行動のルール(会社の設定した目標と連動、守れる場合と守れない場合がありそれにより評価)と姿勢のルール(やろうと思えば誰でも守ることができる、リーダーは徹底して守らせる)がある。ルールがあることで逆に自由になる。チームで注意すべきは「コミュニティの外側に出てしまっている人」の存在。評論家のような立場になっている人の言動や行動を正していくのもリーダーの重要な役割。姿勢のルールを設定し、守らせること。それでもルールに反発する人は、その組織には合わない人だと考える。リーダーは部下と同じ位置から言動をしてはいけない。会社のNo.2が責任逃れのリーダーになってしまうと会社は終わるくらい危険。

(2)報告・連絡と相談は異なる

あるべき姿は指示は「上から下」、その後の報告は「下から上」。なかなか結果が出ない部下には「ほうれんそう」による管理の回数を増やす。大事なのは機械的に事実だけを聞くこと。リーダーは寄り添ってはいけない。成長の止まっている状態を正当化してしまうことになる。相談については要注意。上司が相談に乗っていいのは、「部下の権限では決められないこと」と「部下が自分で決めていい範囲なのかどうか」を迷った時だけ。明らかに部下の権限で決めることができる内容は相談に乗ってはいけない。突き返すこと。なお、プレイングマネジャーは、マネジメントを優先すること。

(3)利益と結果の思考法

正しい順番は「集団の利益アップ」が先にあり、「個人の利益アップ」がそのあとにあるということ。初めてリーダーになるタイミングは、初めて組織のこと、自分の利益以外のことを考えること、一人の部下に好かれるかどうかではなく、チーム全体のパフォーマンスに視点を置いているかどうか。リーダーとしては、お客さんや社会を優先させるのはNGである。ある社員が、上司からの評価ではなく、お客さんから直接評価を得ようと思った時には、「会社の未来」への視点が欠落している。長い視点で組織の利益を減らしてまでお客さんを喜ばせる行為は組織の存続に関わる。リーダーは事実だけを広い、言い訳の余地をなくしていくコミュニケーションをとる。常に一定のテンションを保つこと。そうしないと「機嫌がいいときはゆるく、機嫌が悪いときは口うるさい」などと思われてしまう。期限内に任務を遂行するのはあたりまえであるから、簡単に褒めてはいけない。人間の意識構造上、褒められた時に「その少し下のところ」が「あたりまえ」の基準になってしまう。

 

感想

リーダーとは「仮面」のようなものであると丁度思っていた時に出会った本です。識学の社長の著書です。若いマネジャーが必ず迷うであろうポイントに明確に指針を示していく必要十分な内容の良書でした。

 

NEXT ACTION

  • 姿勢のルールは守って、守らせる。
  • 相談していいこと(相談に乗っていいこと)を切り分ける。