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~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★コンビニの店長だった私が上場企業の社長になった今も大切にしている商売の心得 福井康夫

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目次

はじめに

第1章 仕事の原点

第2章 わずか30坪のお店が教えてくれた商売の心得

第3章 働く仲間から学んだ店長の心得

第4章 セブン-イレブン鈴木会長の教え

第5章 経営者になって見にしみた経営の厳しさ

第6章 今も大切にしている経営の心得

 

気付き

(1)仕事人としての育ちをよくする使命

働く人に「仕事って面白い」と思わせることを使命とする。とくに飲食業や流通小売りなどのサービス業は、学生時代のアルバイトで最初に仕事人として接点を持つ機会の多い世界。そこでのアルバイト経験で「会社って、仕事ってこんなものか」と思われてしまうのか、それとも「仕事って面白い」と思わせることができるのかで、彼らの将来にも大きく影響する。

(2)トップはダイレクトに何度も繰り返し伝える

セブン-イレブンの鈴木会長は毎週火曜日の講話で、セブン-イレブンや商売の原理原則の話を、切り口は違っても本質は毎回毎回同じ話を繰り返した。それは、1回では伝わらないからである。とくにベンチャー企業であれば、本当に明日はどうなっているかわからない。突然圧倒的な競合が立ちはだかることだってある。それなのに、やるべきことをやらずに負けてしまったら意味がない。そうならないために、モチベーションを上げ、行動につながる具体的なメッセージを出せるのはトップしかいない。トップがそれをやらなくなったら、組織は停滞し、会社は絶対にそれ以上伸びることはない。

(3)赤字をもっと出しなさい

どうしても経営者は赤字が続くと弱気になり「なんとか目先の黒字を」と何でもいいから儲かる仕事を取りに行こうとしてしまうかもしれない。そんな状況でも、やはりベンチャーは世の中にないものを生み出すことこそが価値であり、そのために徹底的に差別化を貫いてナンバーワンになることが重要だ。小さくまとまってはいけない。強い志を持って、事業の差別化を貫く。

 

感想

銀行→セブンイレブン→起業→上場というキャリアの著者が、それぞれの職歴で学んだことを書かれています。セブンイレブンの鈴木会長(当時)と働いておられた頃のエピソードが特に印象的です。サラリーマンから創業経営者となり、マインドの切り替えに苦労された部分は勉強になります。