目次
第1章 なぜ、読書は必要なのか?読書によって得られる8つのこと
第2章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術 3つの基本
第3章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術 2つのキーワード
第4章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術 超実践編
第5章 「読んだら忘れない」精神科医の本の選択術
第6章 早く、安く、たくさん読める究極の電子書籍読書術
第7章 「読んだら忘れない」精神科医の本の買い方
第8章 精神科医がお勧めする珠玉の31冊
気付きTOP3
(1)読書によって得られること
人生で大切なものは健康、お金、時間、人(つながり)、自己成長・自己実現。読書はこれらすべてを与えてくれる。読書によって得られるものは、結晶化された知識、時間、仕事力、健康、頭が良くなる、人生における変化などがある。健康については、悩み事に対する解決策を知るだけでストレスは緩和されるし、言語情報が不安を消し去ってくれるからである。実際6分間の読書でストレスの3分の2以上が軽減すると言われている。
(2)読書のポートフォリオ
投資の世界では、超短期、短期、中期、長期など、利益確定するまでの時期によって投資の方法が分類されている。本によって得られるメリットや自己成長を利益だと考えれば、読書は投資ととらえることも可能。たとえば、超短期投資:ネット情報、新聞、週刊誌。短期投資:ノウハウ本(すぐに活用できるノウハウ)。中期投資:仕事術、勉強術についての本(働き方や勉強法)。長期投資:思想、哲学、生き方についての本(心の栄養)といった感じに分類できる。
(3)スキマ時間に読書をすると記憶に残る
何かの作業を行う場合、その集中力は、はじめと終わりで特に強くなることが知られている。それぞれ初頭努力と終末努力と呼ばれる。15分で本を読むと、初頭努力で5分、終末努力で5分と合計10分の記憶力の高い状態での読書時間になる。
感想
この本に書かれている内容は、著者の樺沢さんの講演会の映像を見たことがあったため全体像を知っていたということと、「ムダにならない勉強法」とも内容が重複する部分がありましたので、ほとんど復習という感じで速く読むことができました。自分の読書生活の基礎になっている本です。
NEXT ACTION
- ノウハウ本、仕事術の本、哲学の本などのバランスを考える。