目次
第一章 働くこととは
第二章 仕事と暮らしを楽しむ生き方
第三章 人とかかわって働くこと
第四章 仕事のための思考と発想
第五章 時間に追われず、情報に流されず
第六章 自分のキャリアをデザインする
気付き
(1)1人の人の後ろには50人の人がいる
家族、友人、お世話になった人、学生時代の先生、仕事関係者、ちょっとした知り合い。トータルすればどんな人の背後にも最低50人の人間関係がある。誰かとの約束を破れば、その背後にいる50人にも、嘘をついたことになる。
(2)遊ぶために働くのではなく、いい仕事をするために遊ぶ
報酬とは、むしろ会社などに拘束されていない16時間に対して、多く支払われていると考える。給料は、良い仕事をするための自分づくりの資金。健康管理、生活を楽しむこと、与えられた仕事をすること、この3つが揃ってはじめてきちんと報酬を得られ、人を幸せにするよき働き手になりうる。
(3)土日は自主性を養う訓練の日
会社にはすでに決められたやるべきことが多数あるので、自主性を養う訓練の場としては適していない。やるべきことを誰からも支持されないオフタイムこそ、リズムを守って暮らす。日曜でも決まった時間に起き、さっぱりと着替え、自分が考えたことを自分のスケジュール通りに実行する。こうした休日の訓練は、働くこと、生きること、すべてに共通する自分のリズムをつくってくれる。
感想
大学時代の友人に勧められて当時読んだ本です。フリーランスとして個人で長く働いてこられた松浦さんの自分に対するストイックさというか、ポリシーの凄さを感じます。
NEXT ACTION
- 土日の過ごし方を自分でスケジュールしてから過ごす。