目次
Part1 マーケティングをビジネスに生かそう
Part2 新しい商品を企画する
Part3 新しい商品を市場に出す
Part4 市場に出した商品を育成する
Part5 マーケティング・センスを磨こう
気付き
(1)3Cの視点で価格設定
自社(Company)、顧客(Customer)、競合(Competitor)を3Cと呼ぶ。3Cにはミクロ視点とマクロ視点がある。広い意味では自社は協力者全般、顧客は生活者全般、競合は間接競合まで考えられる。価格設定も、自社の利益が上がり、かつ消費者が納得し、かつ競合商品に対抗できる価格設定を調整する必要がある。自社と競合の関係性については、市場シェアによって、リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャーに分けて考えられる。それぞれで目指すことは、リーダーは間接競合より優れること、チャレンジャーはリーダーより優れること、フォロワーはリーダーと類似した存在になること、ニッチャーはリーダーが対抗してこない存在である。
(2)4Pで損益計算書を考える
営業利益は、売上から製品コスト・マーケティング費用・一般管理費を引くことで割り出される。売上はプライス、製品コストはプロダクト、マーケティング費用はプレイスとプロモーションに関連することである。収益性アップのために、直接・間接的な手法により4Pを調整することが、マーケティングミックスである。
(3)商品コンセプト作りのニーズ・シーズ・アイデア
商品コンセプトはニーズとシーズをアイデアにより結び付けて一体化して生まれる。出発点はそれぞれになることがあり、残りの2つを組み合わせて完成する。
感想
この手の本は内容が薄いことが多く、知っている内容しか出てこないかと思っていましたが、意外と面白い考え方が多く、ためになりました。
NEXT ACTION
- 価格設定は、常に3つの視点から考える。