目次
プロローグ
第一章 余命五年の男
第二章 改革の真実
第三章 奇跡のひと
第五章 内戦勃発
第六章 崩壊
エピローグ
感想
『シャープ崩壊』から引き続き読みましたが、投資を誤り経営危機に陥ったシャープに対して東芝は粉飾なのでより悪質です。教訓として書かれていたのは、傍流の人間が抜擢で社長になると、会社の全体がわからないために結局会長の傀儡となってしまうため失敗するということでした。日本は先の原発事故を経て国民感情的にも原発は厳しいものになっているにもかかわらず、政府のエネルギー政策から原発がいつまでも消えないのは、大企業(経団連)と政府の繋がりは確実にあるでしょう。