目次
第1章 プレイングマネジャーに必要なこと
第2章 「リーダーシップ」を身につけるために
第3章 人間関係を円滑にする「コミュニケーション」
第4章 部下を成長させる「マネジメント」
第5章 プレイヤーとして「効率よく自分の結果を出す」方法
第6章 最強の「チーム」の作り方
第7章 プレイングマネジャーはマネジャーへの登竜門にすぎない
気付き
(1)プレイヤーとマネジャーの成功の方程式
プレイヤーの場合は、成果=能力+人格。人格が0でも能力さえあれば成果は上げられる。一方、マネジャーの場合は、成果=能力×人格。どんなに高い能力でも人格が0なれば成果も0になる。プレイヤーとしては優秀だけれどもプレイングマネジャーになったとたん力を発揮できなくなる人はまさしくこのタイプ。
(2)お金と部下の似ている性質
お金は自分たちを、大切に守り、使い、貯めて、増やしてくれる人のところに集まる。部下は自分たちを、何があっても守り、上手に使ってくれ、実績を積ませてくれ、成長させてくれる人のところに集まる。「問題児」も一人でも諦めて見捨てれば、チーム全員を失うことになりかねない。
(3)目標だけでなく目的をきちんと伝える
「なぜその目標に向かってがんばるのか」という目的を部下に伝えている人は少ない。目的という動機の部分が明確になっていないと、ちょっとしたアクシデントが起きただけでも、部下たちはすぐにあきらめてしまう。また部下一人ひとりの目的を明確にしてあげることも必要。自分の理想や夢と、会社から与えられた目標を結び付けてあげることで、部下は高いモチベーションを持って仕事に取り組むようになる。
名言Select
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正しいことをするのがリーダーで、正しくやるのがマネジャーだ。
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上司の究極の仕事は自分の仕事をなくすこと。
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才能とは脳に埋め込まれた情報の数である(野村克也)。
感想
プレイングマネジャーという立場に焦点を当てた本は珍しく購入しました。苦労しているプレイングマネジャーを応援する本です。
NEXT ACTION
- 目標と目的はセットで伝える。