目次
第1章 選択の仕方にはスタイルがある
第2章 「後悔しない選択」をするための準備
第3章 「後悔しない選択」をするための習慣
第4章 選択力を鈍らせる5つの落とし穴
第5章 「後悔しない選択」をするトレーニング
気付き
(1)意思決定スタイル
意思決定スタイルは、①合理的スタイル、②直感的スタイル、③依存的スタイル、④回避的スタイル、⑤自発的スタイルの5つの分類される。さらに、選択して出た結果をどう受け止めるかにも大きく分けて完璧主義(マキシマイザー)と完了主義(サティスファイザー)の二つのグループがある。それらを掛け合わせると5×2=10通りのパターンとなる。
(2)10-10-10テクニック
重要な選択をしなければならないときは、この選択をした10分後に自分はどう変わるのか、この決断をしたら10か月後に後悔しないかどうか、この道に進んだら10年後に自分は幸せになっているかを考える。短期・中期・長期の3つの未来の視点から選択肢を見極めることで合理的な選択ができる。
(3)選択疲れ回避テクニック
選択疲れを回避し、冴えた頭をキープするためには、①1日にプランを作り、それに従い行動する、②自分の中でルールを作る、③物を増やさないこと。
感想
心理学や科学の知識(バイアスなど)を、個人が使えるかたちにまとめてくれているのが素晴らしい点だと思います。
NEXT ACTION
- 衝動に駆られそうになった際には、10分後・10か月後・10年後を思い浮かべる。