目次
はじめに -「いまどき部下」にどう指示し、任せ、結果を出させるか
第1章 「部下を信じる」だけでは、うまくいかない
第2章 仕事の成否は、「誰に託すか」で8割決まる
第3章 部下がどんどん動きはじめる「任せ方」のルール
第4章 部下のやる気を引き出す「見返り」の与え方
気付き
(1)部下の目標設定を公平にする
リーダーは部下の評価を公平にする前に目標設定を公平にする必要がある。たとえば優秀な営業マンの目標は高くなり、新人の営業マンの目標は低くなるがその方が公平になる(平等ではない)。目標設定のポイントは、まず部下に自分で考えさせ、そのあとに上司がアドバイスを行い調整すること。
(2)失敗した部下を責めない
失敗した部下を責めてしまうと、部下は嘘をついたり適当な言い訳をしたりしまう。すると、失敗の真の原因にたどり着けなくなってしまう。「失敗は誰にでもある。でも次は同じ失敗をしないように、ミスを防ぐいい方法を考えて欲しい」と言って本人にアイデアを出させる。
(3)緊急ではないが重要な仕事を任せる
部下というのは緊急度の高い仕事を選んでしまいがち。目の前の仕事を人に任せるのは、誰でもできる。部下の将来性を考えて仕事を任せるほうが上司の力量を問われるし、それができるようにならないと、上司は役割を果たしているとはいえない。
名言Select
リーダーシップとは正しいことを行うことだ(ドラッカー)
感想
当たり前のようでなかなか実践できない上司の哲学を学べます。
NEXT ACTION
- 失敗の原因を追究するのではなく、真の原因を出させて対策を自分でアウトプットさせるようにする。