目次
プロローグ 「小さな会社のブランド戦略」の「世界」
1章 今こそ、小さな会社もブランドを目指すとき ~スモールビジネスを取り巻く環境の変化~
2章 「小さなブランド」と呼ばれる会社たち ~その地域・業界でキラリと光る、あの会社のエピソード~
3章 「生き方」と「働き方」が一致している人の発想 ~小さなブランドオーナーのメンタリティ~
4章 小さな会社をブランドに導くイメージトレーニング
5章 社長がブランドであること
6章 スタッフがブランドであること
7章 スモールビジネスが、かっこいい ~「自分らしく生きるために企業する」という選択~
気付き
(1)疲れ知らずの理由は、「向かうべき方向」が明らかで、確実にその目的地に近づいていることを、毎日の仕事の中で実感できているから。誰だって、目的地もなく、ただ歩きまわるのは、最初は楽しくても、だんだんと疲れてくるもの。逆に、目的地さえはっきりしていれば、たとえゆっくりでも、「前進している実感」が個人や組織全体のモチベーションをあげてくれる。
(2)社長が社長の仕事ができることが重要。小さな会社の社長には、プレイング・マネージャー型が少なくない。社長には、「3年後に生き残っている理由を、今日考える」という大切な仕事がある。この仕事を社長がこなせるようになるためには、社内に、社長の指示がなくても、ミッションを軸に仕事を進める「自立型のチーム」をつくっていくことが必要不可欠。なお、3年後に生き残っている理由とは、他社にマネされる前にポジショニングを微妙に変えていく(リポジショニング)ということ。
(3)スタッフをブランド化する最初のステップは、会社のミッション、働く意味を明文化し、口頭で常日頃から繰り返しスタッフに伝えること。経営者は最低10回は同じことを繰り返さなくてはいけない。
感想
結局、会社のミッションを浸透させるには経営者が繰り返し言い続けるしかない、ということが印象に残りました。
NEXT ACTION
- 常にどこへ向かっているかの目的地を意識して行動する。