目次
PART1 人を動かす三原則
1 盗人にも五分の理を認める
2 重要感を持たせる
3 人の立場に身を置く
PART2 人に好かれる六原則
1 誠実な関心を寄せる
2 笑顔を忘れない
3 名前を覚える
4 聞き手にまわる
5 関心のありかを見ぬく
6 心からほめる
PART3 人を説得する十二原則
1 議論をさける
2 誤りを指摘しない
3 誤りを認める
4 おだやかに話す
5 ”イエス”と答えられる問題を選ぶ
6 しゃべらせる
7 思いつかせる
8 人の身になる
9 同情を持つ
10 美しい心情に呼びかける
11 演出を考える
12 対抗意識を刺激する
PART4 人を変える九原則
1 まずほめる
2 遠まわしに注意を与える
3 自分のあやまちを話す
4 命令をしない
5 顔をつぶさない
6 わずかなことでもほめる
7 期待をかける
8 激励する
9 喜んで協力させる
付 幸福な家庭をつくる七原則
1 口やかましくいわない
2 長所を認める
3 あら探しをしない
4 ほめる
5 ささやかな心づくしを怠らない
6 礼儀を守る
7 正しい性の知識を持つ
気付き
(1)誤りを指摘しない
誤りを指摘しても人の考えは変わらない。傷つけられたのは論理ではなく感情であるからだ。人に説明をするということは、私は君よりも頭が良い。よくいい聞かせて君の考えを変えてやろうと言っていることに等しい。人を説得したければ、相手に気づかれないようにやることだ。人にものを教えることはできない。みずから気付く手助けができるだけだ。
(2)美しい心情に呼びかける
相手の信用状態が不明なときは、彼を立派な紳士とみなし、そのつもりで取引を進めるとまちがいないと著者は経験で知っている。人間はだれも正直で、義務をはたしたいと思っているのだ。その例外は比較的少ない。人をごまかすような人間でも、相手から心から信頼され、正直で公正な人物として扱われると、なかなか不正なことはできないものなのだ。
(3)まずほめる
まず相手をほめておくのは、歯科医がまず局部麻酔をするのによく似ている。もちろん、あとでガリガリやられるが、麻酔はその痛みを消してくれる。
感想
世界的な名著で、現代ではYouTubeでの要約解説も溢れているような本ですが、改めてんでみました。内容のほとんどは事例であり、ポイントは言われれば当たり前のようなことなのですが、それができていないことばかりです。
NEXT ACTION
- 人を褒める。
- 名前を覚える。