目次
はじめに
第1章 ”本物の知識”をつける読書こそ知的社会人の基礎の基礎
第2章 「時間」と「労力」をムダにしない本の選び方
第3章 読解力が高まる本の精読術
第4章 本質を見抜く読書術
第5章 研究者的「知識の深堀り術」入門
第6章 「記憶に残し、引き出す」「積ん読防止」のための情報整理術
第7章 ”社会人としての魅力を磨く”本の使い方
気付き
(1)学は和漢洋を兼ねよ
学問をするときには、日本の和学と中国の漢学、そして西洋の洋学を学びなさいと言われる。江戸時代までの我が国の文化は、和漢の学によって作られ、明治時代以降はヨーロッパの学問が輸入され、それによって日本は近代国家をつくることになった。漢文は感情を雰囲気で伝えることには非常に長けたいるが、時制を持たないため抽象的な事象を説明したり、物事を分析的に考える思考に向いた言語ではない。日本に関わらず世界中の本を読むことで創造性は無限に広がる。
(2)本質を見抜く3つの基準
本質を見抜く読書法とは、①すべての文章は関連していると考えながら読む、②自分軸をもって本を読む、③ひとつの物事がなぜ起こったのか、その原因を考えながら読むこと。
(3)古典に触れる
古典は人類の叡智の結晶。新刊書の読書を普通の食事と考えるなら、古典の読書はビタミン剤のようなもの。新刊書を10冊読んだら、1冊は古典を読むというようにすると、深い人間観察眼もついていくもの。
感想
25万3200冊を読んだという著者。内容は少し抽象的で実用的ではないように感じました。
NEXT ACTION
- 古典も時々読む。