目次
第1章 トップ経営者「私の時間マネジメント術公開」
第2章 達人の秘密!
第3章 仕事の半分は「見せかけ」!あなたの「働き方」分析
第4章 「私の手帳の使いこなし方」すべて教えます
気付き
(1)ドラッカーの優先順位の法則
①過去ではなくて未来を選べ。②問題ではなくて機会に焦点をあわせよ。③横並びではなくて独自に方向を決めよ。④無難で容易なものではなくて、変革をもたらすものに照準を高くして合わせよ。
(2)緊急中毒
困ったことに、すべてをやろうとしているところを見た周りの人々からは、すべてをやってくれる人間と期待されてしまう。すべてをやろうとすることで忙しすぎて、何が本当に重要なのか、考える時間がなくなる。人は、ありがちなのは①緊急な仕事もしくは②手を付けやすい仕事から片付けようとする傾向がある。この結果、目が回るほど忙しいのに業務の生産性が上がらず、私生活は犠牲となり、運動や読書の時間も取れなくなる。
(3)時間単価に合った仕事をしているか
タイムマネジメントで重要なことは「自分しかできないこと以外に自分の時間を使ってはいけない」こと。自分が一番うまくやれることでも、その八割を他人ができるならば、任せてもいい。たとえば、課長が部下を指導するのを、部長が見て、俺ならこうやるとつい手を出してしまうと、自分より時間単価の給料の低い課長の仕事をやったことになる。このような「オレオレ上司」がいる職場では、仕事が重複し、時間がうまく回らなくなる。特にギリギリの人数で仕事をこなしているスリムな組織の会社であればなおさら仕事の重複は許されない。
感想
古い本ですが、多くの名経営者の実際の時間術が多く紹介されており、参考になります。
NEXT ACTION
- 時間単価に合った仕事をしているか意識する。