目次
はじめに -「栗田式記憶法」で頭脳のレベルが格段にアップ!
第1章 「記憶力」はいつからでも伸ばせる! なぜこの方法で頭脳効率が驚くほど変わるのか
第2章 実感!脳がどんどん活性化する「栗田式記憶法」 情報量が10倍になるスーパー・テクニック
第3章 「賢い脳」はこうしてつくる! これで記憶の「量」と「質」が飛躍的に高まる!
体験談 記憶の楽しさを学び、能力開発の世界が広がった!
おわりに
気付き
(1)記憶力を伸ばす要素
記憶には、情報を記銘する(覚える)力、保持する(忘れない)力、想起する(思い出す)力が関与している。記銘力は、姿勢・動機・想像・関心の土台からなるピラミッド、保持力は、確認・区別・展望・圧縮が土台。想起力は、動作・状況・順序・感覚が土台となる。記憶力のキーワードをまとめると、入力では「大・速・連・深」、処理では「広・強・豊・明」、記憶では「柔・響・転・玉」、出力では「要・集・創・力」である。
(2)栗田式記憶法
アルファベットのA~Zに対応した26のテクニック:類比、建築、創造、夢想、誇張、描画、造園、高速、注入、研磨、埋込、線形、多発、体験、重複、絵画、変質、想起、空間、展望、結合、多様、散歩、変容、固定、活性の方法がある。
(3)線形法
線形法は、情報を連携するテクニックであり、直列的・連続的に記憶する方法。数字であれば、01=ワイン、02=鬼、03=王座、04=ワシ、05=孫といった風に100まで数字の語呂合わせのセットを用意しておく。そして、覚えたい数字をストーリーとして記憶する。
感想
よくある記憶法の総集編という感じです。円周率を覚える人が使っているような専門的な記憶テクニックも載っています。「類比法」の説明で、十二宮(星座と暦の月の関係)を覚えるテクニックで、山羊のイラストに1をビジュアルで埋め込み、同様に2の形をした水瓶、鱗が3の形の魚・・・というイラストを見ると、本当に覚えられたので驚きました。