目次
はじめに
第1章 なぜ「報・連・相」が重要なのか
第2章 上司が「さすが!」とうなる報告の技術
第3章 一緒に仕事がしたい仲間が増える連絡の技術
第4章 成果を上げられる相談の技術
第5章 部下に報・連・相をされる上司になろう!
第6章 管理職になったら、異なる報・連・相の世界へ
気付き
(1)苦手な相手こそ、こまめに連絡
接触頻度が上がるほど近い人間になるというのが人間関係の基本。苦手な上司や部下、お客様にこそ、喜んでもらえそうな情報をこまめに発信していこう。相手を大切に思っていることが伝わるし、あえて連絡を密にすることで相手のこともよくわかり、自分自身の苦手意識が薄くなっていく。
(2)意思決定できない上司には部下は報連相をしない
報連相をしない部下の不満は「報告や相談をしても、結論を出してもらえない」こと。その場で判断できない場合も、いつまでに決めるという約束をするようにしよう。決断するためのポイントは、まず決断とはYESかNOか保留か決めることと心得る、自分の上司の判断基準を徹底的に探ること、部下の仕事の周辺情報に関心を持つこと、保留の場合は結論を出す日を決めること。
(3)管理職が社長の分身になるには
ステップ1では、社長の考えや方針を理解・納得して部下に伝えていくこと。ステップ2では、社長の考えを部下が理解・納得できるように、自分の言葉で噛み砕いて伝えること。ステップ3では、日々起きるさまざまな出来事に対し、社長の指示がなくても社長と同じように判断・意思決定すること。ステップ4では、社長に出来ない新たな発想で構想を描き、実績を上げること。ただし、社長がこだわる経営理念は深く理解し、継承する。このステップを踏むためには、徹底したコミュニケーションが必要である。
感想
報連相の基本的な本ですが、報連相を受ける側の上司側の心構えについても書いてあるのが面白いです。
NEXT ACTION
- 苦手な相手こそ単純接触効果を使うようにする。