BOOK LOG DIARY

~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★★自分に気づく心理学 加藤諦三

f:id:akinaritodoroki:20210523153418j:plain

目次

1章 人づきあいが苦しいのはなぜか

2章 「甘えの欲求」は心の秘密をとく鍵である

3章 不安なのは本当の自分が見えないからである

4章 なぜかイライラしてしまう人は人生全体の方向が間違っている

5章 人を愛し、人から愛される能力

6章 自然の感情があなたをよみがえらせる

7章 自分を大切にすることからすべてが始まる

 

気付き

(1)甘えと責任

自分がやりたいことをやらないでおいて不満になる人は、周囲の人に気に入られるだろうというようなことをする。ところが、実際に周囲の人が期待しているのは、その人がしたいようにすることである。甘えることの反動形成がうつ病的性格なのである。他人が自分に実際には何も要求していないし、期待していないし、責めてもいないのに、要求され、期待され、責められているような気持になってしまう。大人とは自分の存在に自分が責任を持つ人である。しかし甘えとは自分の存在について相手の責任を追求することである。もし身近な人の言うことが「文句ばかり」と感じたら、それは自分の側の心の問題ではないかと反省してみる必要がある。

(2)他人の好意に気がひける

情緒の成熟の結果として与えることに喜びを感じるようになった人は、他人の好意もまた喜びをもって受け取る。ところが抑圧の結果として相手に与える人というのは他人の好意に気がひけてしまう。他人の好意に接すると、心の底で求めているものだけに、防衛的性格がこわれてしまうのである。相手の好意はその人に実際の自分を気づかせる危険を持っている。せっかく眼を背けて生活しているのに、そのかたまった性格がこわれてしまいそうになる。だからこそ時に相手の好意に接する機会を避けようとさえする。

(3)親密的関係と共生的関係

親密な関係においては、相手が自分と直接関係のない世界で幸せであることを喜ぶものである。ところが共生的関係においては、自分と直接関係のない世界で幸せであることは許せない。絶賛し合っていた恋人同士が一変して激しく憎しみあい、罵倒し合うというのは、共生的関係であったからである。

 

感想

難しい心理学の本ですが、社会で生きていくうえでとても根本的で基本的なことを述べて理宇と思いました。