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~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★★★「考える力」トレーニング 頭の中の整理法からアイデアの作り方 白取春彦

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目次

はじめに 「考える力」で人生が変わる!

第1章 「自分の頭で考える」ために知っておきたいこと ー「新しいこと」を考え出す思考法

第2章 「デタラメな論理」はどう見抜く? ー論理的に考える「思考のプロセス」

第3章 より深く・自由に考えるには「技術」が必要 ーすべての「考え」は「言葉」から生まれる

第4章 「思考のカベ」を破る法 ー考えにいきづまったとき、どうするか?

おわりに 思考の力は生きる力につながる

 

気付き

(1)新しい考えの実効性の確認

①その考えを適切な表現の文章にしてまとめる。②同じ考えが既存の考え方の中にあるかどうかを文献で調べる。③その考えを真っ向から否定したり、反対するような既存の考え、事例があるかどうか調べる。④自分の新しい考えが、それらの否定や反対を乗り切るものかどうか検討する。⑤さらに、自分の新しい考えが妥当性を持つものかどうか、社会に適用できるものかどうか、広い意味で人の生を破壊しないものかどうかを思考実験してみる。⑥ここまですんなりと通過できる考えだったならば、有用性と価値を持つ可能性がある。

(2)真の原因を探る三要素

①一貫性(B社の粉を使った商品はピザにかぎらずとにかく人気が悪いという一貫性)、②合意性(自分のピザレストランだけではなくB社の粉を使ったピザレストランはどこでも売上が悪くなっているという共通性)、③特殊性(B社以外の粉を使った商品よりもB社の粉を使った商品が格段に注文の数が少なかったり、食べずに残していることが多い)。

(3)思考中の脳のはたらきと読書の重要性

みずから考える必要が出てきたとき、わたしたちはだいたい次のようなことをほとんど自覚なく行っている。①価値判断(どちらを選べば、あるいはどのような態度を取れば、損になるか得になるか。どのような手段がもっとも多い利益や利便をもらたすか)②推測・推論(次に起きる可能性がある事態を今のうちから予測する)③把握・理解(重要性や問題個所あんどを見つける。それらを理解する)。この土台にあるのが経験からつちかわれた「想像」と「仮の計算」である。しかし、生活経験だけが重要なのではない。若いときからの個人的な勉強と読書が大事だ。多くの言葉を知っているとうことは、言葉の組み合わせ方が飛躍的に多くなるということだから、そのことによって多彩な考え方ができるということになる。人の話を十分に聞くにも判断の留保がなければならない。同じように読書もまた自分の判断の留保がなければできない行為である。自分の判断や世界観をどこかに棚上げしておかなければ、本に書かれてあることをきちんと理解できないものだ。

 

感想

それぞれの項目は短く読みやすいですが、思考法について勉強になったことが多くありました。