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~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★★FIRE 最強の早期リタイア術―最速でお金から自由になれる究極メソッド クリスティー・シェン

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目次

序章

第1章 お金のためなら血も流す

第2章 桃のシロップ、段ボール箱、コーラの缶

第3章 (まだ)自らの情熱に従うな

第4章 あなたは私のものだ

第5章 誰も助けにきてはくれない

第6章 ドーパミンについてわかったこと

第7章 マイホームは投資ではない

第8章 本物の銀行強盗

第9章 株式市場の暴落をいかに乗り切るか

第10章 私を救ってくれた魔法の数字

第11章 現金クッションと利回りシールド

第12章 お金を浮かすための旅行をする

第13章 バケツ・アンド・バックアップ

第14章 インフレ、保険も恐るるに足らず

第15章 子どもはどうする?

第16章 早期リタイアの負の側面

第17章 自由になるのに100万ドルは必要ない

第18章 我が道を行け

 

気付き

(1)欠乏マインド・ためこみマインド・フリーダムマインド

著者は中国農村部の貧困家庭で育った。そのため「欠乏マインド」が育っていた。すなわち、時間と健康を犠牲にしてでもお金を稼ぐというもの。ただこの教えがうまくいくのは、生き残ることだけを考えいる時。欠乏マインドの問題は最終的な目標がないこと。欠乏マインドは生き残るために人生のエネルギーを差し出すという考え方だが、それが「ためこみマインド」に変わると人は無駄なことにエネルギーを差し出してしまう。著者は「お金=時間」ということに気付き、お金ではなく自由こそが最も重要だという「フリーダムマインド」に到達した。生活のニーズが満たされた後は、お金をためこむのではなく、自分の時間を取り戻すことが重要なのである。

(2)72の法則・150の法則・4%ルール

72の法則とは、あなたが稼いでいる投資のリターンを72で割ると、資金が2倍になるまでにかかる年数になるというもの。これは投資家であれば良いが、借金を背負っていれば、敵に変わる法則である。150の法則とは、持ち家に伴う追加費用は9年という期間では住宅ローンの利息にほぼ等しく、利息はその期間のローン返済額のおよそ5割を占めるため、毎月の住宅ローンの返済額に150%をかけることになる。これがあらゆる支出を勘案した、持ち家に伴う毎月の実際の費用となる。この費用が家賃を上回れば、賃貸の方が割に合うということになる。4%ルールとは、ポートフォリオの4%の資金で1年間の生活費を賄えれば、貯蓄が30年以上持続する可能性が95%だというもの。つまり、年間の生活費の25倍の資金があれば、働く必要がなく、早期リタイアすることができる。

(3)POTスコア

POT(Pay-over-Tuition)スコアとは、学位を取るのに費やした費用に対する、卒業後に最低賃金をどれくらい上回る収入が稼げるかという指標である。例えばライティングは0.20、会計は1.83なのに対し、コンピュータエンジニアリングは2.81であり、効率的ということになる。必ずしも情熱は良い仕事にはつながらない。統計的にみると、情熱に従った先には、失業や不完全就労が待っている。心から好きなことをすればお金は後からついてくると期待するのは危険。まずお金を追いかけよう。好きなことはその後からでもできる。

 

感想

話題のFIREの元祖の本です。貧困から億万長者にのし上がったストーリーはやや冗長ですが印象に残ります。生活費の25倍の資金があれば分散投資の利益だけで生活ができるという考え方はとても面白いです。そこまでは目指さないにしても、投資収入があると生活はかなり安定し、自由が増えると思いました。