目次
はじめに すばやく正しい決断ができれば、仕事も人生もうまくいく!
第1章 「決められない」にはワケがある
第2章 そもそも「決める」とは、どういうことなのか?
第3章 物事を速く正しく決めるコツ
第4章 「決める力」がアップする習慣
第5章 決めたことを続けるコツ
おわりに
気付き
(1)決めるとは
まずは、自分の人生の経営者は自分自身であることに気付くこと。今この瞬間に何かを決断した時に、それはつまり未来に今決めたことが起こる瞬間が誕生したということ。人生も仕事も、瞬間、瞬間が未来へと繋がっているだけ。そして、その瞬間に何を決めたか、決めなかったかによって、人生も仕事も右に行ったり左に行ったりする。「決める」とは、今この瞬間に何かを決断することにほかならない。そして、今この瞬間に決めたことが未来をつくっている。
(2)決め方について
人が何かを決めるときにはその人の性格が影響する。性格は、感情(好き・嫌い)、理性(得・損)、本能(勝ち・負け)のどれかの基準にしたがって決めている。まずは自分がどの基準で決めることが多いのか、傾向を知っておこう。直感で決めることもあるが、自分の経験値が高い分野ではよいが、経験値の低い分野で直感で決めると失敗する確率が高くなる。決断できる人は、自分の価値観を明確にしている。9つの分野(衣、食、住、遊び、学び、人間関係、健康、仕事、家族)で自分にとって大切なことは何か、価値観と優先順位を明確にしていくことが大事。
(3)目標を紙に書きだす
目標を持っている人は16%、その中で目標を紙に書いているのは全体のわずか3%である。目標を紙に書きだす効果は、一つ目に目標が具体的になる。二つ目に、紙に書いた目標を毎日目にすることで、目標達成に向けた行動を習慣化しやすい。三つ目に、目標達成に必要な情報に敏感になる(カラーバス効果)。
感想
「決める」というテーマについて徹底的に書いてあります。各論はわかっていたり、聞いたことのある内容ですが、一冊通して読むことで整理されます。
NEXT ACTION
- 目標は紙に書きだす。