BOOK LOG DIARY

~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★★BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは 青砥瑞人

f:id:akinaritodoroki:20211004210507j:plain

目次

はじめに

CHAPTER1 MOTIVATION モチベーション

CHAPTER2 STRESS ストレス

CHAPTER3 CREATIVITY クリエイティビティ

おわりに

 

気付き

(1)曖昧・無知を受け入れる

脳の記憶にない「知らないこと」「曖昧なこと」は「新」「異」に伴う恐怖・不安情動を誘導しやすい。その特性を知り、曖昧・無知を受容する。むしろ、成長差分の認知と捉えラッキーと思ってみよう。ゴール・目的を立てる意義はここにある。モチベーションが高まる大前提は、心理的安全状態。心理的安全を整えてあげるスキルと心理的安全を自分でつくるスキル、どちらも大切である。

(2)人間の脳の不確実性がクリエイティビティを生む

脳の特徴であり強みは、学習のあり方の曖昧性や不確実性である。なまものである脳が持つ曖昧性、非再現性、近似的認識、多面的変化、内外干渉という、揺らぐ情報と情報処理がクリエイティビティを発揮する一助になっている可能性が高い。クリエイティブな発想を引き出すには、物事に強く浸り続けることが有効だ。それによって強い記憶として脳に留まり、意図した情報をデフォルトモード・ネットワークに処理してもらえる可能性が高まるからだ。ただし、単に浸り続ければいいわけでもない。意識的に浸ったあとは、その世界から脱却する必要がある。

(3)芸術の価値

成功者が芸術に莫大なお金を払う理由に、芸術を嗜むことができる脳を持ち合わせている可能性がある。世の中を切り拓いてきた人たちは、まだ見ぬ世界や曖昧なものを受け入れながら前進してきた。曖昧な世界を具現化する能力は、真のアーティストが使うクリエイティブな脳の活用と重なる。だからこそ、芸術作品に心を打たれる可能性も高くなり、それに投資することにもつながるのだろう。

 

名言Select

真珠貝は貝殻の内側にはいった砂くずが痛いため、それを包む成分を題しているうちに真珠を作り、詩人は自分の心の痛みをもととして詩を作るという。貝にとっては、砂くずは遺物である。それが貝にとっては違和感なのであろう。しかしそれがもととなって美しい真珠が貝殻の内側に形成されるのである。人の心も同じだ。強烈な違和感が偉大なる人物を作るもとになるのである。

 

感想

脳科学の内容は難しく理解しにくいのですが、モチベーション、ストレス、クリエイティビティについて科学的に探究していることには非常に面白く、また価値があると思いました。