目次
はじめに ーネットビジネスの進化の系統樹
Part1 権力:つながりの場所を押さえる
1-1 検索はなぜ権力の一等地なのか ーポータル、スーパーアプリ戦争
1-2 IDと決済を握ったものが覇者となるのはなぜか ーキャッシュレス決済とフリクションレス
1-3 次の主戦場は信用経済とスモールビジネス市場 ーイネーブラーと信用スコア
Part2 コマース:物や予約をつなげる
2-1 人から人へ物をつなげる ーCtoCコマースと相互ネットワーク効果
2-2 企業から人へ物をつなげる ーBtoCコマース、ロングテール、検索型と探索型
2-3 企業から人へサービスをつなげる ーBtoCサービスコマース、ツメの開発、テイクレート
Part3 コンテンツ:情報をつなげる
3-1 人から人へ情報をつなげる ーCGM
3-2 情報をつなげてマネタイズする ーコンテンツビジネスとアドテクノロジー、課金モデル
3-3 情報をつなげて遊ぶ ースマホゲームとフリーミアム、eスポーツ
Part4 コミュニケーション:人をつなげる
4-1 つながりがパワーになる ーSNSとブログ、メッセージングサービス
4-2 個人がパワーをもつ時代 ーインフルエンサーとコミュニティビジネス
Part5 有限資産をつなげる
5-1 有限資産をなめらかにつなげる ーブロックチェーンとクラウドファンディング
5-2 有限資産を小分けにしてみんなで使う ーシェアリングエコノミー
Part6 BtoB:仕事をつなげる
6-1 仕事とデータをつなげる ークラウド、ビッグデータ、SaaS、AI
最終章 これからネットビジネスを始める人へ
あとがき ー「横糸」はあなたの「経糸」を強くするために
気付き
無料に情報を溢れている現在において、人が情報を得るときの対価は、①情報そのものの価値(情報コスト)に加えて、②すぐに情報が手に入ること(情報を探すためのコスト)、③不安なく正しい情報が手に入ること(情報の信憑性をチェックするためのコスト)、に対して支払われる。この3つのコストに見合った価格であれば、ユーザーは喜んでお金を払ってくれるはず。
感想
各論は既に聞いたことがあるものですが、何より目次(編集)にこそ価値があるタイプの本です。これだけ綺麗に整理されているのはすごいと思います。