目次
はじめに
夫婦コミュニケーションタイプチェックシート
第1章 基本編 まずは押さえたい夫婦のルール5
第2章 家事・育児の分担編 「自分ばっかり」のイライラがスッキリ
第3章 時間とお金の使い方編 お互いの快適な生活のためのマナー
第4章 日常生活の過ごし方編 愛情を長続きさせるヒント
おわりに
気付き
(1)夫婦のコミュニケーションの基本
夫婦という関係は「好きなった相手」や「家庭を運営するパートナー」という面以外に、「同居相手」という側面も強い。パートナーは親でもきょうだいでもないことには注意しなければならない。相手を「家族」と思ってぞんざいに話してもいいやという甘えを持ってはいけない。多くの人は自分の家族に対して甘え・依存がある。普通なら絶対言わない不躾な言葉が許されるのは、受け止める側が寛大な愛を持っていたか、渋々受け入れてくれいたから。いわば家族だったからである。
(2)休日は夫婦・家族の時間・資産
休日は夫婦または家族の時間・資産と考えるべき。買っては許されない。自分の趣味のために休日を使いたいときは許可を取るのが基本。
(3)勝ち負けをつけない・すり合わせる
夫婦の間では正論は不要。なぜなら正論は相手を追い詰めてしまうから。これがビジネスの場なら話は違う。会議室でなら、正論をハッキリ述べたほうがいい場合も多いだろう。でも夫婦間では、逃げ道を相手に作ってあげることが大事。「ごめん」と言われたら「いいよ」ではなく「ごめん」と返すべき。これも、勝ち負けがついてしまうから。価値観が同じ人と結婚するよりも、話せる人と結婚するのがうまくいく。なまじ価値観が似ているからこそ、些細な違いが気になって許せなくなることもある。価値観の違いを「埋まる・埋まらない」「すり合わせができる・できない」こそが、うまくいく夫婦とうまくいかない夫婦の間を分けているもの。
感想
夫婦のコミュニケーションに特化した本です。学びの多い本でした。
NEXT ACTION
- 勝ち負けをつけないコミュニケーションを学ぶ。