目次
はじめに
第一章 人類は滅亡に向かった着実に進んでいる
第二章 なぜ温暖化は止まらないのか
第三章 地域・家庭でできる二酸化炭素排出削減
第四章 送電網(グリッド)から自由になり、地域で発電・蓄電しよう
第五章 森林資源を活用した「炭素貯金」
第六章 土壌からの温暖化防止
おわりに
気付き
(1)省エネをしてから電気を自給した方が合理的
省エネ冷蔵庫に替えることで年間の電気料金が2万7328円安くなったケースがあった。省エネで安くなった分よりも少ない2万円を返済してもらう融資の仕組みで5年間で返済が完了した。
(2)ブルーベリーを国産に替えるだけで大幅にCO2が減らせる
往復8㎞の道のりを自動車から自転車等に替えた場合、1800gの二酸化炭素を減らせる。ところが、それ以上に減らせるものがあった。アメリカから輸入したブルーベリー1200gを長野産のブルーベリーに替えると、輸送にかかるエネルギーはCO2換算でなんと2700gも減る。つまり、地産地消が家庭でできる最大の温暖化対策である。
感想
2021年9月発行の、温暖化に関する最新の本です。学術的な内容はほどほどに、生活者目線での学びが得られます。