BOOK LOG DIARY

~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★★やさしい人 加藤諦三

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目次

プロローグ

第一章 なぜやさしくなれないのか

第二章 やさしさへの道しるべ

第三章 本当のやさしさ・偽りのやさしさ

第四章 甘えの超克

第五章 自分と向き合う

第六章 やさしさは幸せへの源

 

気付き

(1)内面の充実(自己実現

人がやさしくなるためには、どうしても自己実現をして情緒的に成熟する必要がある。自己実現している人は、基礎に肯定的な感情がある。今、自分がここにいられることが幸せなのである。幸せになろうと努力しているのではない。内面が充実していれば、相手を許すことができる。内面が充実していないと頭にきたことを許せない。過去を捨てられないのは今が不満足だからである。今が楽しければ、過去を捨てられる。また、過去を捨てられれば、今は楽しめる。今、苦しいのはいつまでも過去にこだわっているから。この悪循環をどこかで断ち切る。

(2)自分の好きなものを見つける

やさしくなれるか、なれないかで大切なのは「これさえあれば、あとは何もいらない」というようなものを、その人が持っているか持っていないかである。よく「イヌの好きな人に悪い人はいない」とか「花の好きな人に悪い人はいない」と言われるが、それは当たっている。そうすれば、その人は名誉とかお金とか権力を強迫的に求めることは無いだろう。焦ることがなければイライラすることもない。そうなれば「あれも欲しい、これも欲しい」がない。

(3)人は時に、誉められても相手を恨む

ある人は、親とか恋人とか友達とか自分に近い人が、あることを誉めてくれることを期待している。しかし、そのことではなく、自分としてはそれほど大変だと思っていなかったことを誉められる。すると「オレはそれどころではないのだ」という怒りがこみ上げてくる。自分の「大変だったなー、よくやったなー」ということは無視されて、小さなことを誉められると「オレがその程度のことしかしていないと思っているのか」という怒りの気持ちが湧いてくる。相手を誉めるときには、相手をよく見て理解していかなければならない。相手を見ないで誉めると、もしその相手がこちらに甘えているときには、逆に恨まれる。相手が甘えていなければ恨まれることはない。

 

感想

加藤諦三さんの心理本はどれも深いと思います。人は時に誉められても相手を恨むという話は、初めて気付かされたことでした。