目次
Prologue 自分の部下が”プロ”か”コマ”かを知るチェックポイント ーすべての部下を2タイプに分ける新コーチングー
Part1 今ある戦力を使いつくして勝てる”プロ集団”に変える! ーカリスマ上司になるために第一ステップとはー
Part2 「部下の性格に合わせた」コーチングから「コマのように動かす」コーチングへ ー経営を理解したプロ組織づくりが一目で分かるー
Part3 できない部下でも大丈夫 結果を出す心理コーチングの”5つのスキル” ープロ上司の叱り方、アマ上司のほめ方ー
Part4 大きな仕事ができる人のメンタル・エモーショナルタフネスの実践法 ーここ一番でも緊張しない思考をいかにつくるかー
Part5 カリスマ上司になる!売れ続ける最強の組織のつくり方 ー今の時代に大きく成果を出すノウハウー
気付き
(1)自分の部下がプロかコマかを見分ける
プロとは、自分が勤める企業の、さらに実際に自分が働いている部署の経営方針を理解した上で行動し、実績を上げられるビジネスマンのこと。使える=プロではない。重要なポイントは、①経営についての理解、②今何をすればよいかを分かっている、③自分の感情を問題解決に向けて必ずコントロールできること。
(2)管理職の仕事
プロ集団をつくるために、①経営全般の理解、②企業の経営方針の理解、③自分のいる部署の目標、④自分の役割、⑤自分のタイムスケジュール、⑥自分のやるべきことを把握、⑦ビジョンの確立。
(3)競合商品と開発商品を分けて考える
自社の商品が競合商品なのか開発商品なのかを見極めるところからはじめる。競合商品であればいつまでにどのくらいのシェアを奪うのかを考えるべき。開発商品であれば、どの辺りをターゲットとし、そこに訴求するような広告戦略は何かを決めていかなくてはならない。
感想
テニスのコーチによる著者であり、野球などのスポーツをよく引き合いに出されるのが斬新でした。部下をプロかコマに分けるという考え方を、はっきりと言い切ってしまうのが、意外と他のビジネス書ではできなかったことかもしれません。
NEXT ACTION
- 競合商品と開発商品で戦略を分けて考える。