目次
Scene1 「祐介」の物語
Scene2 父からの手紙
気付き
(1)人生の安定
安定をあてにして人生設計をしている人は、その安定がなければ自分の人生が思いどおりにいかないものだから、今度はその安定を得るために、自分の人生を使い始める。安定という概念が心の中で揺らぐのをきっかけに。
(2)お金が稼げることの中という常識
「やりたいこと」と「将来やりたいこと」は本来同じはずであるが、将来と聞かれると「お金が稼げるものの中で」という条件を付け加えてしまう人が多い。この常識の殻の外に出なければ、人生を通じてやりたいことなんて見つかるはずがない。
(3)失敗してもいい
失敗の経験が少ない人はプライドが高くなる。そしてプライドの高い人間ほど「俺が失敗するわけにはいかない」と強く思うようになり、ますます挑戦する勇気をなくしていく。
感想
お金を基準に「消費履歴」の人生を送った人の物語を通じて、逆説的に挑戦する人生を応援してくれる本です。刺さりました。