BOOK LOG DIARY

~成長とは気付きにより思考が変わり、行動が変わり、結果が変わることである~

★★★「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考 西岡壱誠

目次

はじめに

PART1 日常生活で「地頭力」がグングン高まる東大思考

 CHAPTER0 「東大生の頭のよさ」は日常生活でつくられる

 CHAPTER1 原因思考で「たくさんのことを一度に記憶」できるー東大生は「覚えることを最小限に」絞り込む

 CHAPTER2 上流思考で「難しいことを超わかりやすく要約」できるー東大生は「物事の背景」から考える

 CHAPTER3 目的思考で「どんな人にも必ず伝わる説明」ができるー東大生は「何のため」を明確にする

 CHAPTER4 裏側思考で「普通は思いつかないひらめき」が湧くー東大生は意識的に「複数の視点」で考える

 CHAPTER5 本質思考で「どんな問題もスラスラ解決」できるー東大生は「ミクロ」と「マクロ」を行き来する

PART2 「地頭がいい人」の頭の中はこう動いているー「東大思考」実践編

 CASE0 東大思考は「あらゆる場面」で「一生」使える

 CASE1 「よく覚えてるな、そんなこと!」と言われる人の頭の中【原因思考】

 CASE2 「めっちゃプレゼンうまいね!」と言われる人の頭の中【上流思考】

 CASE3 「あの人の指示、わかりやすい!」と言われる人の頭の中【目的思考】

 CASE4 「なんでそんなこと思いつくの?」と言われる人の頭の中【裏側思考】

 CASE5 「あの人に任せておけば大丈夫!」と言われる人の頭の中【本質思考】

おわりに

 

気付き

(1)本質はミクロとマクロの間にある

原因思考、上流思考、目的思考、裏側思考はすべてミクロとマクロを行き来するもの。原因思考は、結果(マクロ)から原因(ミクロ)を思考する。上流思考は見えているミクロな事柄から物事の流れというマクロを知ろうとする行為。目的思考は手段(ミクロ)を目的(マクロ)から逆算する行為。裏側思考は見えているミクロな事象に対して、マクロな見方を考える行為。そして、本質はいつもミクロとマクロの間にある。日常の解像度を上げることで、ミクロとマクロの間にある本質をつかむことができる。そして、本質には既に名前が付いていることが多い。

(2)原因思考で丸暗記せずに覚える(ペリー来航の例)

「1853年にペリーが来た」という年号を東大生は丸暗記しない。それが1853年だった理由を探す。ペリー来航の数か月後に、ヨーロッパでクリミア戦争が起こっている。当時、アメリカは「ヨーロッパで緊張が高まっている今なら、他国に邪魔されずに日本を攻めることができるかもしれない」と考えたのではないかと推測できる。また、アメリカが西海岸に領土が到達したのが1848年であり、そこから4~5年かけて黒船を作り上げたと考えられる。

(3)一を聞いて十を知る

一を聞いて十を知るというのは、1の情報から10の情報を想像できるという意味ではない。1に対する「ものの見方」を10持っている状態である。創造力とかインスピレーションではない。頭のいい人は、1つの考え方、1つの立場に縛られずに物事を考えることができる。

 

感想

東大生の思考法について、こんな風に考えているのかと驚くことばかりでした。英単語をカタカナ語や語源と結び付けて覚えることは自分もやっていましたが、ペリー来航の年号を暗記せずにその理由を考えるということは全く発想がありませんでした。事例は少しわかりにくかったですが、何度でも読む価値のある本だと思いました。